7月の無料コンテンツ ”SMART ArchViz Interior Pack 01”

UnrealEngine4のマーケットプレイスの7月の無料コンテンツの「SMART ArchViz Interior Pack 01」が素晴らしいので、解説していこうと思います。
https://www.unrealengine.com/marketplace/en-US/product/smart-archviz-interior-pack

プロジェクトは4GBほどあります。思ったより軽いイメージです。
どの辺が素晴らしいかというと、建築インテリアデザインのマテリアル、ライティングなどのUE4での事例が今まで余り多くなかったので、これはとても良いチュートリアルになります。

レベルは完成品の「Modern_Home」が上の図で、アセットのリストが「Assets_Show」で下の画像になります。

せっかくですので、プロジェクト設定でレイトレーシングの設定をONにします。

上の図で判ると思いますが、レイトレーシングですとカメラに入ってないものでもしっかり映り込みします。

屈折も上手くいっているようです。
マテリアルはそもそもレイトレーシングに対応した設定ではないので、ラフネスが中途半場だとチラつきは発生します。仕組みはシンプルで初心者でも応用がしやすいです。

Playすると、いくつかブループリントが仕込まれていて、インタラクションが楽しめます。

画面右上にレイアウト図のウィジットが表示され、自分のいる位置がリアルタイムで確認できます。

また、家具などは近づくと「E」キーで柄を変更できる仕掛けがしてあります。

これは家具ごとにボックストリガーがついたブループリントアクタになっています。

この部屋に変更できる家具は数種類ありますが、ブループリントは1つです。家具のメッシュデータとマテリアルの変更できる数を変えれば汎用的に使えます。

ライティングのテクニックも理解できます。

部屋の外の仕掛けはこんな感じです。LightMassPortalで窓の間接光を取り込んでいます。

とにかくアセットが豊富でとても参考になります。

いかがでしょう。ここからUE4のインテリアデザインをはじめられてはどうでしょうか。

3DEXPERIENCE CONFERENCE JAPAN 2020 ONLINE(7/14~8/7)に参加します。

ダッソー・システムズ様主催のオンライン・イベント「3DEXPERIENCE CONFERENCE JAPAN 2020 ONLINE」が7月14日(火)〜8月7日(金)で開催されます。
その「自動車・輸送機器・モビリティ」トラック内で「DELTAGENとゲームエンジン CATIA、SOLIDWORKSから変換するリアルタイムビジュアライゼーション」という内容でオンラン講演させていただきます。

UnrealEngine4のPixelStreamingによるCIVICカーコンフィグレータのデモも同時開催しております。ぜひお立ち寄りください。
https://events.3ds.com/ja/3dexperience-conference-japan-online

土木設計CAD Civil 3DとUnrealEngine4の連携 その1

今回からの連載で、土木設計CADのAutodesk Civil 3DをUnrealEngine4(UE4)へ変換してリアルタイムCGとして活用する事例をご紹介します。

「Civil 3D」については以下をご覧ください。
https://www.autodesk.co.jp/products/civil-3d/overview

まず、変換のワークフローを説明します。多少手間が発生しますが、弊社で検証した結果ではこの流れが良いと考えました。

「UnrealStudio」はこのブログでも過去に何回か出てきました、CADデータをインポートできるプラグインです。以前は事前の登録とプラグインインストールが必要でしたが、昨年末にリリースされた最新のUE4.24から標準で装備されました。

以下のサイトからダウンロードして、インストールしておきます。
https://www.unrealengine.com/ja/datasmith/plugins

まず、Civil3Dの公式チュートリアルにある、コリドーのサンプルでテストしてみます。

「出力」→「3dsmaxに書き出し」を選びます。これで「VSP3D」ファイルを作成します。

3dsmaxを起動して、Civil Viewを起動します。

初期化のダイアログはシステム単位をとりあえず「ミリメートル」、開始モードを「自動」で「OK」で構いません。

一度3dsamxを再起動します。

初期化のダイアログで「自動」を設定しないと、毎回メニューから「Civil Viewを起動」をします。その場合、このような起動画面が出てしばらく待ちます。

Civil Viewのメニューが増えます。「ジオメトリの読み込み」→「Civil3D(VSP3D)ファイル」を選びます。

読み込むデータにチェックを入れます。「サーフェス」にチェックを入れておきます。

3dsamxのデータとして読み込み完了しました。

「ファイル」→「書き出し」をします。プラグインがインストールされていれば、「Datasmith」の形式があります。
UnrealEngine4を起動します。4.24から「建築・土木設計」ができました。

Archvizテンプレートを選択します。

起動できたら、ツールバーの「Datasmith」をクリックします。

図の様にインポートする要素を決めます。

UnrealEngine4にコリドーが変換できました。

いかがでしょう。今回はワークフローだけでしたが、次回からテクスチャーや道路・ガードレールなどの作成、自動車を走らせるなどを連載で解説していきます。