UnrealEngine4.20の新機能とUnrealStudio その12

以前このブログではUnreal Engine 4のV-ray(Vray for Unreal Eingine4 beta)を解説していましたが、かなりのエラーとクラッシュがあり難儀していました。
ところが、9/28にbeta2が更新されました!これは嬉しい限りです。

早速インストールしました。操作は前回と同じです。

うまくいかなかった、前回断念したSketchUPのシーンを再度使います。
既に設定は全てそのままです。

レンダリングボタンを押してみます。

何も問題なく、V-ray Frame Bufferが起動してレンダリングできました。
相変わらず壁がありませんが、そういう場合はポリゴンが裏返しの問題です。
これもこのブログで過去に解説しています。

EditModeで反転します。

またはMaterialもTwoSideで両面表示にしてもいいでしょう。


前回、問題だったSettingです。

今回のバージョンでは正確に表示されます。
カメラ設定や解像度、GPU,CPU切り替え、Denoiserの設定などです。
この連載で追って解説していきます。

東京ゲームショウ(TGS)2018 レポート

今回は昨日まで行われていた、東京ゲームショウのレポートです。


土曜日の一般デーですが、朝10時でこんなに並んでました・・・
総来場者数は歴代最多の29万8690人だそうです。

さて、大きな企業ブースの展示は大手のゲームサイトでたくさん情報があるので、ここでは、他とはちょっと違う、気になるリアルタイムCGに関するレポートをしていきます。


まずは、MSIブースのRTX2080とマザーボード。これでリアルタイムレイトレーシングでゲームやUE4を動かせるのは間もなくですね。

VRのコーナーは「JPPVR」さんです。大きなブースで様々なVR筐体で遊べます。
上の写真はエンジニアが展示会真っただ中で修理を頑張っているところ。メンテナンス大変なのをお察しします。

映画TRONぽくってカッコいいのですが、弊社女性スタッフが体格が合わず乗れなかったそうです。調整の機構がないそうです。

Gugenka」さんのARデジタルグッズです。楽園追放のアンジェラが3,780円でARでどこにでも現れます。

サンダル型デバイス「Cybershoes」は他で取り上げられていますが、その隣に「Coolso」という台湾の工業技術研究院のベンチャー企業で腕の筋肉の電気信号を受け取るデバイスを展示していました。
こういったデバイスは過去にもあったのですが、試してみたところ筋肉の個人差の調整がなかなか難しかった記憶があります。

TGSでは展示は企業がほとんどになってしまい、アカデミックなのが少なくなる傾向ですが、芝浦工大のブースです。脳波を使ったVRゲームです。

(論文より画像を引用させて頂いてます)
そのお隣で筑波大の研究が一番気になりました。「導電繊維編み込み手袋を用いた指の曲げ計測手法」という内容で、データグローブを導電する手袋を使い、安く・軽くできるそうです。現時点はできないそうですが、将来は指の開きも検知できるとのこと。


毎年話題の神奈川工科大の「リクルートフィーバー」。就活を音ゲーにしてしまうアイディは凄い!

次はインディースゲームのコーナーです。「箱だけのブルース」といって全裸の男が段ボールに隠れて夜の街を歩く、というゲーム。通行人に見られると通報されるので、しゃがんで段ボールに隠れないといけません。

箱の内側に高さセンサーがついていて、上下移動を感知する仕組みのようです。

インディースゲームはレベルが上がってきて、PSVRもSwicthもあって質がプロ化してます。ただ内容が大胆で新しいのは減ってきてるような気がします・・・

 

UnrealEngine4.20の新機能とUnrealStudio その10

今回はUnrealStudioのポリゴンエディット機能を紹介します。
CADとUnrealStudioだけお使いの方は、インポートした後にモデルを加工できません。一度Maya3dsmaxを通せばいいのですが、その為のスキル習得が大変です。

今回の実験もInventorのサンプルです。
あまりCADでは有機的な例はないのですが、サーフェスを使った事例です。

UnrealStudioで変換はサーフェスでも問題ありません。

と思ったのですが・・・前から見ると面が裏側になって、お花が消えてしまいした。CADでは裏表の概念がありませんから、仕方ありませんが。

コンテンツブラウザでこの花びらを開きます。

赤い枠の部分がモデルエディットの機能のボタンです。

「ノーマル」をクリックすると・・・

法線が表示されます。確かに反転しています。

EditModeをOnにして、Elementにします。

オブジェトをクリックすると選択できます。マテリアルが解れている場合は、そこだけ選択も可能です。

「Flip」で反転します。

できました!

保存を忘れずにしておきましょう。

全部の花びらで反転をかければOK完成です。

もし不要なポリゴンがあれば、Singleでそこだけ選択します。

「Delete」ボタンをクリックします。(Deleteキーは使えません)

このようの消去できます(事例としては面白くありませんが)


それ以外にも「タンジェント」の表示、

従法線の表示、

頂点の表示、

ピボット(前からある機能です)の表示など変換モデルの確認機能があります。
ぜひ、ご活用ください。