弊社執筆の「Unreal Engine 4 リアルタイム ビジュアライゼーション」発売中

5/1に発売です。UnrealEngine4を使ったノンゲーム(ゲームでない)コンテンツの制作の解説書です。

https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798059822.html

目次は以下です。
第1章 Unreal Engine 4におけるビジュアライゼーション
第2章 Unreal Engine 4による3Dデータの変換
第3章 ライトとマテリアル設定
第4章 ポストプロセスを使ったエフェクト
第5章 リアルタイム・レイトレーシング
第6章 ライティングのテクニックやレベル設定
第7章 動画作成とエフェクト 
第8章 Blueprintによるインタラクション

全く初心者の方から、DCCツールかCADデータからの3Dデータの変換をして、車と街をリアルタイムレンダリングで作成できます。そこからシーケンサーによる動画作成とBlueprintでカーコンフィグレータの作成までできます。
ぜひ、書店などでご覧ください。

Amazonでのご購入はこちらからどうぞ
https://www.amazon.co.jp/dp/479805982X?SubscriptionId=AKIAIBX3OSRN6HXD25SQ&tag=shuwa01-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=479805982X

V-Ray GPU Project Lavina(β)その2

前回はLavinaの起動とサンプルシーンのレンダリングまで行いました。今回から具体的なシーンを使ってその機能を解説していきます。

3dsmaxのV-rayのサンプルとして以下のサイトのフリー素材をお借りしました。
https://www.facebook.com/3darchvizcom/posts/free-3d-3ds-max-and-vray-scene-by-yassine-yanoofree3dscene-free3dmodel-freeinter/403270850047246/

こちらを3dsmaxで開きました。

通常のV-rayでレンダリングした場合の画像が以下です。流石の美しさです。正し計算は約1600x2000ピクセルのサイズで2時間7分かかりました。

これをLavinaで使うために~.vrsceneに変換する必要があります。右クリックからExpoterを起動します。

エクスポートの設定です。特別な設定をしているわけではありません。

これをLavinaで開きます。GPUレンダリングなので自由に視点を変更できます。

レンダリングしてみました。同じ解像度でわずか30秒で終了します。使用しているGPUはRTX2060ですので、ハイエンドな2080Tiなど使えば更に早くなると思われます。かなりの制作の時間削減になるのではないでしょうか。

しかし、明るさが全然違います。これはV-rayからDataSmithでUE4へ変換してもそうなのですが、GPUレンダリングではライトの明るさが同じになりません。

次回この辺を細かく設定をしていきます。

Maya2020 Arnold-GPU(Core6)レンダリング その2

前回に引き続き、ArnoldのGPUレンダリングを解説していきます。

今回の素材は、「Making of Sophie」というToonレンダリングの素材です。

https://docs.arnoldrenderer.com/display/A5AFMUG/Making+of+Sophie

約30万ポリゴンで、3つのエリアライトとIBLのドームライトがあります。

特殊な設定はありませんが、皮膚と足元のカエルにサブサーフェススキャッタリングが設定されています。

まずは、CPUレンダリングです。サンプリングの設定は元々の設定のままです。

500×500ピクセルで55秒で終わります。

では、2Kx2Kではどうでしょう。15分を超える計算になります。

GPUに切り替えます。まずは前回も説明しましたが、GPUキャッシュを作成します。1分くらいでした。

500×500ピクセルではノイズが多めですがわずか15秒です。
サンプリングの設定はCPUと同じです。

このまま2Kx2Kでレンダリングすると、50秒で終了します。
4K x 4Kですと3分17秒です。

サンプリングの設定でAdapitiveSamplingを追加します。

500×500ピクセルではノイズがなくなり50秒です。

2Kでは6分13秒です。CPUの2.5倍ほどの速度です。GPUの性能が良ければ3倍くらいにはなると思われます。

では、GPUで4K x 4Kで試してみます。少しサンプリングの設定を落とします。

約12分で終了します。2KのCPUより早く終わります。

今回は以上です。GPUは2枚装着も可能なので、大きなサイズのレンダリングではArnold GPUでの制作は効果的であると考えられます。