Unreal Engine 5.1 リアルタイムビジュアライゼーション その9

Unreal Engine 5 リアルタイムビジュアライゼーション」の5.1への変更点、9回目です。

UE5.1より「Strata」マテリアルが追加されました。複数のマテリアルを層のように重ねることが可能です。ProjectSettingからStrataのチェックをオンにします。

新規でマテリアルを作成するとこマテリアルエディタがこのような画像になります。

基本操作はStrata Legacy Converstionに今までのようにBaseColorなどを接続していきます。
過去のマテリアルもStaraをオンにすると、全てこのスタイルに変換されます。
オフにすれば従来のUIに戻ります。
ShadingModelはノードで切り替えます。

MainのノードではMaterialDomainやBlendModeの切り替えなどは従来通りです。

新規ノード作成で「strata」で検索すると、専用ノードがかなり追加されています。
次回から詳しく検証していきます。

以下のEpic公式ラーニングもあります。ぜひご覧ください。

https://dev.epicgames.com/community/learning/courses/92D/unreal-engine-strata-materials/VXV6/unreal-engine-strata-intro-submitting-feedback

Unreal Engine 5.1 リアルタイムビジュアライゼーション その8

Unreal Engine 5 リアルタイムビジュアライゼーション」の5.1への変更点、8回目です。

昨日UE5.1.1がリリースされました。以下がリリースノートです。
https://forums.unrealengine.com/t/5-1-1-hotfix-released/765638

350項目の修正があるそうです。

確認した限りでは、ContentBrowserとMaterialEditorで半透明のマテリアルの表示がおかしい(グレーのチェックになる)のが解消されています。

NaniteとLumenはVRに対応していませんでしたが、5.1より対応しました。また、OculusVR/SteamVRプラグインは、今後はOpenXRプラグインが推奨されることになりました。

Unreal Engine 5.1 リアルタイムビジュアライゼーション その7

Unreal Engine 5 リアルタイムビジュアライゼーション」の5.1への変更点、その7です。

5.1からLiderモードが付きました。インポートした点群を扱う専用のモードです。

・選択した部分を表示、非表示、マージ、削除が可能
・ノーマルを設定してライティングが可能
・スタティックメッシュに変更して、コリジョンの設定すると、そこを歩ける

シーケンサーでキーフレームがある領域にバーが出るようになりました。アニメーションがどこまでついているのかわかりやすくなっています。

地味な変更ですが、アクタをクリックやWidgetのクリックのボタンが緑から黒になりました。これは緑のままが良かった気がします。