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UnrealEngine4でPython リターンズ その4

今週はマテリアルの自動設定を行います。

前回FBXのインポートでマテリアルとテクスチャーを読み込まないPythonスクリプトを実行したところから再開です。

FBXに設定してあるマテリアルやテクスチャーを読み込めば済む話ですが、一度Mayaで設定する手間が発生します。またコンフィグレータなど追加カラーなどの場合は手動で作るのも手間です。

一回目の連載でもやっているのですが、今回は違う方法で行います。

実際にSLSは21エレメントのマテリアルがあるのですが、実験で3つだけ作ってみます。

from unreal_engine.classes import MaterialFactoryNew
material_factory = MaterialFactoryNew()
material_blades = material_factory.factory_create_new('/Game/BenzSLS_AMG/M_Tire')
material_body = material_factory.factory_create_new('/Game/BenzSLS_AMG/M_Body')
material_blades = material_factory.factory_create_new('/Game/BenzSLS_AMG/M_interior')

1、2行目:マテリアル設定のためのライブラリのインポートと設定

2~5行目:マテリアルの新規作成。BenzSLS_AMGがフォルダ名で、M_Bodyがマテリアル名です。簡単ですね。

実行するとマテリアルが作成されます。

次回はテクスチャーをインポートします。