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UnrealEngine4.20の新機能とUnrealStudio その9

UE4 for Vray (beta2)の続きです。早速9/5に「3D人」さんのニュースになっています。 3dnchu.com そこでも今回のバージョンアップでの新機能が紹介されていますが、Beta2ではUE4のマテリアルのままレンダリングできるようになりました。

v-ray.jp

前回の連載でUE4でV-ray専用マテリアルを使いましたが、それはV-rayの細かいマテリアルのパラメータを使うときだけで良いということです。 今までだと、3dmaxで既にV-rayのマテリアルの設定がしてあるシーンをDataSimith変換して、UnrealStudioに変換すれば、そのまま全てV-rayマテリアルになっていて、新規追加したパーツだけ手動で設定の必要がありました。

前の連載で前のバージョンで出来なかったSketchUPのシーンを使います。

プラグインでDataSimith形式で書き出します。

UnrealStudio4.20を新規プロジェクト作成して、「空のレベル」から、書き出したDataSimith形式をインポートします。

こんな感じでインポートされます。カメラはあえて普通のを使ってみます。

それ以外にVrayLightDomeとVraySettingをレベルに出します。

アウトライナはこんなシンプルな構成です。

ツールバーのV-rayレンダーボタンをクリックします。

レンダリングの進捗はツールバーアイコンが緑のバーとなってかくにんできます。

とりあえず、最初のテストレンダリングはできました。

が、この後、Settingの画面が出ない、カメラが切り替わらない、クラッシュする・・・とトラブル続きです。

まだベータなので様子を見よようと思います。いずれ連載再開しますのでお楽しみに!