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3D&バーチャルリアリティー展 2018 に行ってみた

6/20(水)に3D&バーチャルリアリティー展、別名「IVR」に行ってきました。

今年は東京ビックサイトの一番奥の東8で、他の機械系の展示会と別になりました。

当日は大雨でしたが朝から大盛況です。ちょうど会場の真ん中、ボーンデジタルさんのブースです。

Unityを中心に展示されていました。

www.youtube.com

先月公開されたリアルな車のデモをやってました。

これは動画じゃなくちゃんとリアルタイムで動いているのを実際にみることができました。

毎年の展示でお馴染みのマテリアルスキャナーxTexもありました。

今年のお目当てはこれです。NvidiaのHOLODECKです。

リアルタイムCGで1つの車を複数の人と見てレビューするシステムです。

さらにまだなかなか見ることができないViveProもあります。

残念ながら10:30の段階で4時間待ち!?ということで、午後から別のセミナーがり、諦めました。

今年はとにかく産業用シミュレータのオンパレードでした。 まず、東急テクノシステムさんの線路作業の安全シミュレータです。

線路で作業していて、電車が来ると安全に退避する練習のVRです。失敗するとバッドエンドが待ってます・・・

これも東急テクノシステムさんの車掌さんのシミュレータで、ちゃんと3DCGキャラが出て乗り降りを確認してからドアをしめないと、これも大変な結果が出る、というVRです。

これはBrRiseさんのフォークリフトのシミュレータ。

積木製作さんの工事現場の安全シミュレータ。

今回、個人的に一押しが、同じく積木製作さんのVR+MRの教育システムです。

これがまだWebサイトに情報がないので、イベントに来た甲斐があるものです。

左側の方がVRで機械の組み立てを実践します。その映像が本来は遠隔地の右の方のHoloLensのMRとして、目の前にある現実の機械部品の上に重なって見えて、指示通りに組み立てできる、というものです。

それ以外でも、お馴染みの3Dスキャナ、立体視、ドローンによる建築・地形計測など盛りだくさんです。

クレッセントさんはモーションキャプチャーVR、大画面ディスプレイなど様々で大きなブースです。

KCCさんのDeepFrameのMRディスプレイです。背景は現実で、その手前にCGを投影して、ゴーグルなど無しで大勢でMRを楽しめます。

VRでデザインレビューする「PrronoDR」のZspace版が出ていました。これもまだネットでは無い情報ですね。

凄い人が集まってました、デジタルガーデンさんのiSandBOXです。

上にマイクロソフトKinectがあって下の砂場の凹凸と手を検知して、CGをプロジェクションマッピングしてARしています。博物館などの展示に使うようです。

Siggraphで以前にみたことがありますが、製品化したのは凄いです。

これは誰も注目していなかったので、あえて紹介します。

球体のディスプレイの渋谷光学さんのGlomalPlayerです。

これでUnrealEngine4でゲームを作ったら、新しい遊びができそうです。

そういえば3Dプリンターがない・・・と思ったら「次世代 3Dプリンタ展」として別会場になったんですね。

6/22(金)までやっていますので、みなさんぜひお越しください。