土木設計CAD Civil 3DとUnrealEngine4の連携 その7

前回はInfraworksをCivil3Dを経由してUE4へ変換しましたが、今回はFBXを経由して変換してみます。

まずはInfraworksで「3Dモデルを書き出し」をクリックします。

FBX形式で書き出すことが可能です。「オフセット」の「原点:範囲」にすると選んだ区画だけ出力できます。全体を書き出すこともできますが、数百MBのFBXになり、UE4がクラッシュしてしまいました。

上の図のように出力するドラッグして区画を決めます。

3dsmaxでInfraworksから出力したFBXを開いたところです。テクスチャーや区画などちゃんと変換されています。

モデルデータは図のように区画・道路が1つになっており、地形は区切られた領域ごとに1オブジェクトになっています。

3dsmaxからDatasmith経由で変換した結果です。

テクスチャーや建物を含め変換されています。

コンテンツブラウザです。モデル、マテリアル、テクスチャーの変換は正しく変換されています。

上の図は、3dsmaxを通さずに直接にUE4へ変換した状態です。3dsmaxを経由した場合とあまり変わりありません。図にあるように決まった区画ごとのメッシュが生成されており、かなりの数になってしまい、管理が大変です。今回は415アセットもありました。

建物などもきれいに変換されています。

結果的にInfraworksからFBXで直にUE4へ変換でも活用はできそうです。しかし、メッシュが区画ごとに分かれていてUE4では管理が大変なだけでなく、負荷も多くなると思われます。
そこで3dsmaxで一度、地面はアタッチ(結合)してから変換する方が良いと考えます。

ここまでの連載でもやりましたが、街灯やガードレール、車の往来なども3dsmaxを通せばかなり良いUE4コンテンツになると考えられます。

土木設計CAD Civil 3DとUnrealEngine4の連携 その6

今回からInfraworksとCivil3Dと連携し、UE4へ変換の実験をしていきます。
Infraworksは国土地理院などGISデータから地形作成し、土木・建築・都市計画をするCADです。詳しくは以下をご覧ください。
https://www.autodesk.co.jp/products/infraworks/overview

以下はInfraworksのサンプルの地形+街です。

建物や道路を作成できます。 川もテクスチャアニメで流れています。

変換ですが、まず~.imxファイルにエクスポートします。

領域を決めます。

書き出しを開始します。

~.imxファイルができました。

Civil3Dを起動して、図面の設定をします。

「挿入」からインポートします。

Civil3Dへの変換が完了しました。

ここから3dsmaxのCivilViewを使い、UE4へ変換した結果が以下です。

UE4へ変換後が上記の図です。残念ながら、区画と地形だけしか変換できませんでした。さら地面から区画が浮いてしまっています。テクスチャーも建物も変換されません。
このワークフローでは、Infraworksから地形モデルデータの変換のみなら可能であることが判りました。
次回、別の手段を試してみようと思います。